毎年年始の業務開始までに、自分のその年の経営計画を作成しています。自分のやりたいこと、予想される出来事を世間や業界動向を踏まえて決め、事業収益及び費用と絡めて数値におとしこみ、確認していきます。
これをすると、今年1年間、自分はどうしていけばいいのかが明確にわかり、事業の方向性がつかめます。年の中途においても当初の計画と進捗状況を比較して、ぶれている部分を修正できます(売上を上げるためにもっと頑張らないといけないのか、経費のかけ過ぎなどないかどうか、人件費が適切かどうかなど)。
この作成が終了すると、経営者としての1年の仕事の約半分が終わった気がします。そして道が開けた感じがします。
当事務所のお客様にもお勧めしており、私の方で話を引き出しながら経営計画の形へ持っていき、期中の監査時に実績との把握をしていただき、経営に役立てていただいております。先のことなんかわからないと思われるかもしれませんが、だからこそ基準となるものが必要だと考えております。